今日11月3日は文化の日。
昨日記事の丸の内に面した東京駅に芸術大作があります。
巨大なステンドググラス。
題名:天地創造、です。
東京駅の中心部から南側にある京葉線ホームへ行くために、
エスカレーター、動く歩道3つを乗り継いだ先の壁面に当然登場。
壁一面です! 人間との対比からしてその大きさにビックリ。
1900年代日本に初めてシュールレアリスムを紹介し、前衛美術活動を推進した洋画家・福沢一郎氏の原画をステンドグラス化したものです。
前衛的といえば、なるほどな画調ですね。散りばめられた形と色合い、創造におけるすべての先入観から切り離された志向の混沌が表されているのでしょうか。
元は1972年に初めての東京地下ホームである総武快速線が開業したときに乗り換え階段部にあました。
京葉線開業後に移設された本アート。
東京駅地下ホームのシンボル的存在でもあります。
車両、行きかう人々が変わっても、変わらぬ存在感で圧倒する天地創造です。