昨日記事の天地創造フロアからエスカレーター2回、もしくはエスカレーター1回+階段1回で京葉線ホームに到着します。
その京葉線ホームにたまに珍しい車両がやってきていました。
583系です。
しかもオリジナルカラー。
世界初の寝台電車として1967年にデビューした直流・交流60Hz用の581系を50/60Hz対応にしたもの。
大量輸送用に3段B寝台(普通車に相当する寝台車)を備えた車両です。
角ばったゴツさが国鉄型らしいです。
どうして東京駅にいるか?
3段寝台の大量輸送を生かして、秋田駅から舞浜駅まで東京ディズニーリゾートへの旅行者を運んでいました。
そして乗客をおろした舞浜駅から東京駅に待機用方向転換にやってきていました。
ちなみに、乗客の思いを代表しているかのような”わくわくドリーム号”という列車名だったんですよ。
舞浜から東京駅に方向転換にやってきていました。
そして懐かしかったのは出入扉の横についていた★マークです。
B寝台車を区別するためにつけられていました。
客車3段寝台では星ひとつ(★)、
この583系のような電車3段寝台は星ふたつ(★★)、
客車2段寝台は星みっつ(★★★)。
ちなみに1990年代くらいからは客車は2段寝台がほとんどだったでしょうか。
583系による最後の定期列車として運転されていた急行きたぐには違うカラーリングかつ★マークがありませんでした。
その急行きたぐにも2012年に引退。
その4年後の2016年に、短い編成ではあるもののオリジナルの583系に出会えたことは嬉しかったです。
京葉線ホームの想い出ひとコマでした。