キハ58君の鉄道など ひとコマ

鉄道にかかわることや日々のひとコマを投稿しています。2010年から書いてきた別blogの名前からキハ58を使っています。URLは583系はくつるで^.^/ 

映画『グラディエーターII  英雄を呼ぶ声』

2000年アカデミー作品賞受賞作『グラディエーター』の続編になる話題の超大作を観ました。

グラディエーターII  英雄を呼ぶ声』 2024年:パラマウント、監督:リドリー・スコット(エイリアン、ブレードランナー等)

ポスターから発せられる迫力通り剣闘士が主人公の映画作品です。

ローマ帝国軍による侵略戦闘で愛する妻を亡くした主人公(ポール・メスカル)の復讐劇がストーリーとして貫かれます。

ただし前作同様に復讐劇といっても、前作の皇帝アウレリウスの息子・王子コモドゥスへの一点集中した復讐心が物語を動かしている訳ではないんです。

ある大義、ある情愛、ある野心など散りばめられた思いが物語を進めます。(ポスターの目立つ場所に顔をだしているデンゼル・ワシントンが、顔出しているだけある存在でした)

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なんか、前作2000年の社会情勢と本作2024年との違いが何か影響しているのかなぁって感じたりもして。

ストーリーのシンプルさが生んだ前作のカタルシスがどう形を変えたのか、この辺りの感じ方で観る人により作品印象が変わってきそうです。

それと音楽がハンス・ジマーから『ナルニア国物語』などのハリー・グレッグソン=ウィリアムズに代わったことによる音作り重厚さの違いも印象に残りました。

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陸地に攻め込もうとするガレー船団と海戦や、そんなのアリ!って思わず声が出ちゃうコロセウムでの死闘など、執念の監督・やり過ぎリドリー・スコットが生むスペクタクルは必見のド迫力。




同時に、観た映画館・TOHOシネマズ日比谷館内でそれに呼応するような壁一面スペクタクル的な作品広告に圧倒されたのでした。