茂みの中の鉄路。
しかも単線。
そこに電車がやってきました。
その電車が12月9日記事の”しでんなごや”駅に到着しました。
簡素な駅舎にピッタリな、レトロな単行電車。
(24)京都市電、です。
日本での電車による鉄道営業路線としては、この京都市電が初めてでした。
SL名古屋駅と接続しているので、SL・市電と乗り継いでの明治村列車旅が出来るようにもなっています。
この車両は明治43年に製造されたそうです。
当時は市電の前を「電車きますよ~」と告知する少年が配置されていました。
最前面に網が付いているいるのは、万が一の少年救助用です。
終点駅での珍しい光景が写真に写っています。
屋根の上にある集電器(トロリーポール)の方向転換作業です。
現在走っている電車のパンタグラフは頑丈でどちら向きにも応対できます。
でもこの細いポールは後ろ向きにしないと折れそうですもんね
こうして来た方向に戻る準備が完了しました。
さあ明治時代の車両に乗りましょう