サンドイッチマンと芦田愛菜という人気者同士がMCを務めるテレビ朝日土曜日の番組。
大人顔負けの知識や才能をもつ10代を博士ちゃんと称してどんな分野でどう凄いのかを、MCがボケやツッコミで掘り下げていくというまさに土曜日夜のお茶の間に相応しく楽しさいあふれていて大好きです。
そんな博士ちゃんで一昨日の土曜日に「昭和歌謡ドリーム紅白歌合戦」がありました。
博士ちゃんには昭和レトロに分野に強い10代が多く登場。特に歌の分野では梅谷心音ちゃんが歌手デビューしレコード大賞新人賞を受賞するくらい、昭和の大人顔負けでしかも才能ある博士ちゃんが多く登場しています。
そしてこの12月、本家の紅白歌合戦あるこの月に博士ちゃんたちの選考で昭和歌謡で歌合戦をしちゃうなんて、どんな曲が出てくるのかが気になりませんか。
なかなか考えられた対決ジャンルに対し、平成生まれの10代博士ちゃんが知識を披露しながら各人の思い入れある昭和の歌手たちを選考する過程が、観ていて楽しいんです。
「最強のトップバッター対決(最強、対決は以下すべてに付きます)」「デュオ」「演歌」「シティポップ」「フォーク」「バンド」「アイドル」「外国人」「奇跡の歌声」「10代に活躍」「バラード」「大トリ」の12ジャンルが登場しました。
特に印象的だったのが2つ。
「アイドル紅組」昭和アイドル大好き博士ちゃんたちのトークで盛り上がる紅組の候補は、踊る系でお洒落だった本田美奈子、独特なお洒落感の小泉今日子、華があって歌唱力抜群な中森明菜、マイク置きパフォーマンスのレジェンド山口百恵などあがるも、最強は松田聖子。
ビジュアル・パフォーマンスで日本のアイドル像を作ったということが選考理由と、大納得なのでした。
「シティポップ」速いテンポに歌唱がのっかる杏里、透き通ってなめらかボイスな八神純子、まさにシティが似合うEPO、ポップでシンプルで時にミステリアスな松任谷由実、お姉さん気質な高音域が魅力な大橋純子などがあがるも、最強は竹内まりや。
ナイトテンポ氏が世界中に広めたジャパニーズ・シティポップの代表曲「プラスチック・ラブ」は10代にも響くんですね。嬉しいなぁ。
昭和生まれでは無い10代が昭和の大衆芸能を熱く語るギャプを、MCトークと懐かしい映像でエンターテインメントにしてくれた博士ちゃん「昭和歌謡ドリーム紅白歌合戦」でした。
ちなみに各ジャンルは以下の通りでした。ナカナカな選択でしょ^^
「デュオ」ザピーナッツ、狩人
「外国人」テレサテン、チョーヨンピル
布施明やオフコースなど、見る目あるなぁと感じつつ、美空ひばりの存在感は年代を問わないことも実感。フィナーレは坂本九の「上を向いて歩こう」を全員で合唱という、思わずうなっちゃう〆でした。