一昨日記事の入鹿池畔にある品川灯台から3丁目の中心部へ向かいます。
なだらかな起伏を上って下りる途中に立派な建物が登場。
(25) 東京都目黒区の北里研究所、です。
新千円札で有名になっ北里柴三郎博士が創立しました。
ロベルト・コッホ博士に師事しただけあって、ドイツのバロック建築様式の立派な建物です。
細菌学を研究した北里柴三郎博士が伝染病の研究のために建てた施設。
内部には博士の胸像や、格調の高さを感じる研究所内部を垣間見ることが出来ました。
明治時代の最先端研究所だったのでしょうね。
研究所を後にし、3分程歩くと見慣れた建物がありました。
市電の途中駅である京都七条駅です。
市電は来ませんでしたが、代わりにバスが登場。
村内を走るバスもボンネット型とレトロなんです、雰囲気の統一感が徹底しています。
電車がくるまで、近く特別展示されいた乗り物を見学。
儀装馬車です。
皇室の重要な儀式を行う際に使用される美しく飾られた馬車。
菊の紋章が施されているのはもちろん、内部の調度品や織物などきらびやかでした。
最近では、新任の外国大使が信任状を天皇陛下に手渡す信任状奉呈式のために、東京駅丸の内駅舎から皇居への送迎に利用されているニュースに登場しています。
皇居へのアプローチにはこれ以上ない乗り物ですね。印象に残る日本赴任になりそうです。
さあ、そろそろ電車がきます……。