キハ58君の鉄道など ひとコマ

鉄道にかかわることや日々のひとコマを投稿しています。2010年から書いてきた別blogの名前からキハ58を使っています。URLは583系はくつるで^.^/ 

映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』 

四葉の白黒ーバー(?)がユニークな御徒町駅前。

ほど近いTOHOシネマズ上野で映画鑑賞しました。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』 

文句なく面白いワイヤーアクション作品です!(3/17で休館3/18から上映継続中)

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香港映画といえばジャッキー・チェン作品、『Mr.BOO』シリーズや『チャイニーズゴーストストーリー』など、ノワール系アクション作品以外を見ていました。

でもどうも本作は違うらしい、アカデミー賞外国語映画賞の香港代表に選ばれるくらい万人向けのエンターテイメントという噂でこれは気になる~で、観にいっちゃいました。

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まず驚いたこと、オープニングから延々続く共同制作会社の紹介。

ここでかなり力やお金の入った作品であることを予感させられました。

そして本編、清朝時代に軍事要塞として築かれた九龍城砦の超絶リアルな造作並びに生活感。そこに紛れ込む裏社会に翻弄され傷つくも断ち切る信念をもった主人公の謎。九龍城砦のとある力で再生する姿。そして明らかになる主人公の正体と決戦のゆくえ。

裏社会そのものと、バランスをとって生きようとする九龍城砦。非常に多くの登場人物がいてもキャラ分けが巧い上に、そのキャラたちに善悪それぞれの動機付けがなされています。

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ゆえに香港裏社会覇権を争う九龍城砦で男たちが繰り広げる死闘に対し、納得感をもってラストまで2時間スクリーンに惹きつけられました。

るろうに剣心』シリーズの谷垣健治がアクション監督、『イップ・マン』シリーズの川井憲次が音楽を担っていたことも嬉しい大満足の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』です。

2024年:香港、監督:ソイ・チェン