

仙厳園側から振り返るとキハ47系ではありませんか。
鹿児島地区で今も活躍する国鉄型気動車と桜島のツーショットは嬉しい風景です。
そしてJRで一番新しい駅に停車しました。
国鉄・JRの歴史を感じる仙厳園駅光景です。


その仙厳園駅ホームから見えた建物が尚古集成館です。
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する機械工場として2015年に世界遺産に登録されています。
九州南部を統治するも、豊臣秀吉との関係で苦戦、関ケ原の戦いでの立ち位置など島津家に関する歴史を詳しく紹介しているとともに、その原動力ともなった優れた機械・武器開発や薩摩切子、薩摩焼など文化的な展示により、まさに文武両道な島津家の力を知ることになりました。



その尚古集成館の東側に駅名にもなっている仙厳園があります。
入口写真ありませんが、クルーズ船からの観光客で大混雑でした。
それでも園内は広く、それほど混雑を感じません。
入って直ぐ出会うのが旧集成館反射炉跡。
尚古集成館同様に世界遺産に登録されています。
大砲を鋳造するための反射炉の基礎部分で、イラストにある通り反射炉自身は静岡県の韮山と同じようなものであったようです。
欧米の艦船から守るための砲台を整備するための重要な役割を担っていました。


園を奥へ進むと食事や土産物店が点在しています。
その建物は品を感じる外観に統一されていて仙厳園の趣きに合わせていますね。
そしてその先に歴史を感じる建物。

御殿です。
1658年に島津家19代光久によって島津家別邸として建てられた仙厳園の中心施設。
同時に国内外の要人を招く迎賓館しての役割を併せ持ちます。





籠や畳廊下、奉納された神馬が置かれた先祖を祀る社殿、居室、応接間。
一つ一つの場所に島津家の栄華を感じます。


素晴らしいのは建物内部だけではありません。
桜島を望むこの地らしい庭も、枯山水と池を融合させた中庭にも、招かれた客人をもてなすに余りある雰囲気でした。



御殿の外側。
桜島の借景庭園は、それだけでも趣きがあります。
そして、その先に桜島。
錦江湾越しの桜島を生かした仙厳園が別名・磯庭園と呼ばれることがよくわかりました。



仙厳園から300m程離れたところにもう一か所、重要な施設があります。
旧鹿児島紡績所技師館です。
ここも世界遺産の構成要素になっています。
島津家第29代当主忠義が日本初の洋式紡績工場を作った際に招いたイギリス人技師の宿舎とのことでした。
幕末の建築洋風化を感じることができました。

もう一か所似ている建物がありました。
スターバックスコーヒーです。
技師館風ですね。
幕末の近代化含め、島津家の凄さを実感した尚古集成館・仙厳園でした。
さあ、そろそろ帰りましょう。
鹿児島空港でプチ旅行の〆に食べたいものがあります。