映画館で『鬼滅の刃・無限城編』とともに多くの観客を集めていた作品です。
TBS放映していたTVドラマの映画版と侮るなかれ。見応えある作品でした。

災害や事故の現場に特殊医療車両で向かい手当・手術を行う究極の救命救急が、小離島の火山大噴火で噴石や溶岩流に見舞われ負傷した島民を目の当たりにしたときいどのような行動をとったか。
VFXの進化深化で生まれた迫りくる危機の臨場感の中で繰り広げられる熱き人間ドラマは映画こその鑑賞体験です。
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今回、東京MERの全国展開のひとつ離島医療の試験運用として設置された南海MERがその任務にあたります。
極めて冷静ながら熱き使命感を秘めた鈴木亮平・菜々緒の東京MERメンバー協力の下で組織された南海MERのメンバーが新たに加わるんですが、そのリーダー役を演じた江口洋介が新たなキーになります、
ドラマ『ひとつ屋根の下』あんちゃん役が印象に残る彼が、鈴木亮平や宮澤エマなど新たなメンバーとどうチーム作りをするのか。
チーム作りをするために必然的に浮かび上がるメンバー個々の人間性が今回も見どころ。人が演じ人が撮る映画です、人の感情を大切に扱う作品はいいですね。
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もちろんTVドラマ版でのキーになる石田ゆり子、賀来賢人などのキャラ達も健在。
この辺りは、観ていない方にマイナスを与えるものでなく必要な情報を与えつつ、観ている方にプラスの楽しみを与えている黒岩勉(キングダム他)の脚本が見事です。
全員を助けるという宿命を背負った作品のため現実離れしている部分も多少ありますが、幾度となく押し寄せる危機エピソードのハラハラ感演出(TBS社員でもある監督)がそんなことを忘れさせてくれました
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フィクションなれど火山噴火や地震のトカラ列島含め多くの島を有する日本人の危機意識に響くエンターテイメントです。(週末の映画館は鬼滅とともに大盛況。この盛り上がりは嬉しい^^)
音楽:羽岡佳など、観た映画館:TOHOシネマズ上野