朝ドラ『あんぱん』の竹野内豊、言わずもがなの中井貴一、TVドラマ『のだめカンタービレ』の玉木宏、話題になたTVドラマ『御上先生』の奥平大兼の主要登場人物が、イメージ通りの配役なのが観ていて嬉しい作品でした。

太平洋戦争中たびたびの海戦でも沈まず沈没艦の仲間を救い続けた駆逐艦”雪風”の乗組員の姿を通して、戦争という偽りの大義をあぶりだします。
対空砲火など戦闘シーンのわかり過ぎる使いまわしが気になりましたが、登場人物の心情を照らした脚本・演出はすばらしく、多映画を手掛ける岩代太郎の音楽と相まって心に入るエンタメでした。
ただしラスト不要……映画の持つメッセージ性って大きい存在のはずが、ここまで安直だと……それは横において、日本がたどってきた道・直面した人々の姿を現代にわかりやすく知らせる意義ある作品ではありました。
2025年:ソニー、監督:山田敏久