クセの強すぎる作品が上映中です。

“日本の未来を変えるべく立ち上がった坂本龍馬や西郷隆盛はどういう人物で、本当はどんなことを行い幕末日本を動かしたのか。
その新解釈が多数の有名俳優で映画になった。その解釈とは”
と真面目に考え観に行くと、30分くらいで席を立ちたくなるでしょう。
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福田組と呼ばれるスタイル、しつこいおふざけやりとりをコメディと称して次々繰り出すこの波状攻撃に笑うなり軽く流すなりすると、途中にでてくる寺田屋事件エピソードに予告編でバカ笑いしていた広瀬アリスが出てくるあたりから、おふざけが少し締まってきて新解釈らしさが現れます。
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なんといっても東宝がラインナップしているくらいですから。
“幕末”の新解釈を歴史学者役で講義する市村正親が、おふざけやりとりを巧くナビゲートしてしっかり”伝”にしています。
ムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之、広瀬アリス、渡部篤郎、岩田剛典、矢本悠馬、松山ケンイチ、賀来賢人、染谷将太、市村正親などなかなかなキャストによる作品が年に1本くらいあるのも日本映画界の懐の深さかもしれませんね。