

最盛期の1955年、今から70年くらい前には41路線・総延長200キロを誇っていた都電(東京都電車)も、現存しているのは荒川線のみです。
そんな荒川線の西側起点・早稲田電停から乗車しました。
行き止まりな単線両面ホーム。
右側へ下車して、左側から乗車。
2009年から走っている8800形を1本見送って撮影しました。
意外だったのは行き先表示。到着してしばらくはまだ行先表示が早稲田のままです。
ワンマン運転の電車なので、乗務員さんが反対側に移り出発準備をしている中で東側起点の三ノ輪橋に変わりました。
同じような単線終点の鶴見線海芝浦駅などは、運転手・車掌のツーマン運転の関係が入線時には折り返しの行き先・鶴見に変わっています。


ウ冠のような早稲田電停。
目白通りのバイパス機能を有し文京区江戸川橋と新宿区落合を結ぶ新目白通りの真ん中にあります。
横断歩道を使って電停へ出入りすることはよくありますが、なかなかの歩道幅。
この途中で終わっているような早稲田電停ですが、この写真手前にも都電は走っていました。
荒川線が32系統と呼ばれたころの39系統です。早稲田から江戸川橋、春日、本郷三丁目を経て御徒町方面行き。
まさに新目白通りから春日通りを走っていました。専用線部分が少ない路線です。
代わりに上野69系統という都バス路線がしっかりありました。
都電から都バスに変わった一例をみることができます。

そろそろ乗りましょう。
ホームには8800形。今日は8800形の当たり日?
駅名標にはナンバリングの路線記号SA。
ここではあまり感じませんが、東京さくらトラムのSAです。
愛称名まで付いて、単なる交通手段から、乗客増による沿線活性化のための存在感を高めた都電荒川線の始発電停・早稲田でした。
