
都営地下鉄三田線の内幸町駅で下車。
奥に見える独特な形状をした市政会館の左側、Pマークの先に見える建物へ行きました。

日比谷公園の南西端にある日比谷図書文化館です。
ここで2月23日まで開催中している写真展が” THE SHOWA MUST GO ON-「昭和」という舞台を観に行こう-”です。

右下にイラストが描かれているような戦前戦後の千代田区内劇場・映画館の変遷を振り返る写真展。
この地域の映画館に多く足を運んだ身にはとても気になる催しです。

劇場文化の歴史が多くの写真で語られている中、帝国劇場(帝劇)の展示は写真がOKでした。
115年前に国立劇場の位置づけで建てられただけあって、荘厳さと気品に圧倒されます。
そして地域の意外な発見も。
帝劇・宝塚・日生や日劇のあった有楽町・日比谷はもちろんですが、神田あたりにも多くの劇場あったことには驚きました。
オフィスと居酒屋、サラリーマンの街は、その昔も庶民の娯楽の街だったのです。
戦中の展示では、舞台や映画が戦意高揚などに使われた事実を目の当たりにしました。
演劇や映画が、戦争に振り回されるくらい社会性ある芸術であることを再認識です。
ちなみに30分程度で観ることができる展示規模なので、日比谷・霞が関・内幸町あたりにいらっしゃる機会があればおススメです。

個人的に嬉しかったのは持っている半券が展示されていたこと。
1980年代有楽町マリオン開館伴い閉館となった主力映画館の有楽座・日比谷映画さよならFestivalの鑑賞券半券です。
『第三の男』『死刑台のエレベーター』を観に行った思い出がよみがえりました。
『第三の男』ウィーンで無くなった友人の事件を調べる米国の作家が悪役ハリーライムとの対決と恋愛を描く。ギターのようなツィーターの有名な主題曲はエビスビールCMに使われています。
『死刑台のエレベーター』社長夫人と不倫していた役員が、自殺に見せかけて社長を殺害する完全犯罪を企てるもエレベーターに閉じ込められたことからほころびが起きるサスペンス。