

富山駅から市電1系統(本線)で約8分。
やってきたのは西町電停です。
電停前では市電3系統(循環線)のT100形セントラムが走り去っていきました。
曲がってきた市電の手前と奥に偶然同じようなアート感ある模様。
手前は雨除けの傘。
奥は市の複合施設”TOYAMAキラリ”。



建物内外を隈研吾氏が設計したTOYAMAキラリ内に目的の場所がありました。
平日の4月7日10時過ぎに訪問しましたが、チケット売場からしてなかなかの混雑。


エスカレーターで上がった2階から美術館部がスタート。
その2階から最上部6階を見上げます。
吹き抜け部が隈氏らしい木造りの構造が独特。
6回まで上って見下ろすと、そうではないのですがまるで螺旋階段風に見えるところがこれまた凄い。


その6階に美術館の看板として知られている常設展示がありました。
グラス・アート・ガーデン
現代グラスアート界を代表するデイル・チフーリ氏による作品群です。
そのエントランスからしてガラスというよりバルーンアートのよう。

そして登場した” トヤマ・ フロ ート・ ボート”
舟にのったカラフルな球体たち。神通川で漁に使われていた笹舟とのコラボ。
模様や飾りなど、どうやって制作しているのでしょうか。
加えて、この漆黒の空間。
吸い込まれるようでした。

もう一つ、” トヤマ・ミルフィオリ”
イタリア語で千の花を意味するミルフィオリ。
チューリップや桜に留まらない富山の豊かな花たちをイメージした作品です。
先ほどのボートと異なる鋭角感。
アートはもちろん、ガラスだけに組み上げて作品に仕上げるときの大変さも伝わってきました、



4階では美術館所蔵品のコレクション展。
花や昆虫がデザインされた作品多々です。
なかでも写真3枚目の花瓶のカタツムリには驚きでした。



2,3階にもエミール・ガレ他の作品たち。
なかでも、ジェイ・マスラーの街景はインパクトありました。
写真3枚目のように半球のふちがビル群です。
精巧かつ抒情性あふれる作品でした。
後で知ったのですが、まち全体でガラス文化を育んでいる富山市。
富山市ガラス美術館以外にも、ガラス作家を育てる富山ガラス造形研究所、創作の場となる富山ガラス工房があり、ガラス芸術を鑑賞するこの美術館と併せて“つくる・育てる・見せる”が揃っています。
素晴らしい富山市の取り組み一端に触れた富山市ガラス美術館への訪問でした。
