

めるる、こと生見愛瑠の歌唱に聴き惚れた、温かい余韻にひたれる映画です。
豊橋、蒲郡付近が舞台。
市電が走る街を見下ろす豊橋駅のデッキがでてきました。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で福士蒼汰、小松菜奈を、
『知らないカノジョ』で中島健人、miletを、
『ほどなく、お別れです』で目黒連、浜辺美波を、
W主演にして春の陽だまりのような温かい余韻にひたれる若者ラブストーリーを届けてくれた三木監督。
道枝駿佑、生見愛瑠のW主演でことさら居心地の良い新作に出会えました。
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予告編や作品タイトルで知らされた通りに生見愛瑠が歌を残して亡くなります。
でもこの結末が示されていることで、ふたりがどう出会ったのか、どうして恋に落ちたのか、なぜ歌なのか、どうしてその歌が生まれたのか……作品に身をゆだねながら頭の中に浮かんでくるこれらの思いに、スクリーンから優しく答えが届けられます。
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その優しさある演出に見事に応えてくれたのが生見愛瑠の優しさと力強さある歌唱。
本当に素晴らしいです。撮影前準備に相当時間をかけていたこの彼女の歌唱あって成立していると思います。
加えて、ある問題を抱えた彼女を支える道枝駿佑の優しい頼りなさと誠実さ。
生見愛瑠が道枝駿佑を思いやる、道枝駿佑が生見愛瑠を思いやる、三木監督が二人の役柄へ思いやる…
引き出しにしまって、たまに会いたくなるような作品がまた1本加わりました。
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公開から時間が経ち上映館・回数が減ったので、今後ネット視聴できる機会ありましたらぜひ!
2026年:東宝、監督:三木孝浩、脚本:吉田智子、音楽監修:有馬由衣