砂の惑星って言うとユーミンの”春よ来い”収録されたアルバム/ザ・ダンシング・サンの曲を真っ先に思い出しちゃいますが、こちらは映画作品です。
現在公開中のPART2。現在のところ、映画体験の頂点に立つ作品と思います。
その代わり、一般的な映画的魅力要素はPART1に込められているので、どういう物語かなど含めぜひ前情報ほどほどにPART1ご覧になりその後の鑑賞をお勧めします。
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例えば『スターウォーズ』で惑星間戦争のワクワクさを体験、『エイリアン』で漆黒宇宙の閉鎖空間叫びを体験、『アバター』で異性体との共存を体験など。
しかし、本作で味わう体験は、ハンス・ジマーが生み出した音と、ポール・ランバートが描き切ったデジタルアート(CGと呼ぶことをためらう)を耳と目、音の圧を皮膚で感じるような体感でした。
砂虫に関するエピソードなど、超絶驚き!
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世界観、ストーリー背景・登場人物関係性など一般的な映画要素はPART1にゆだね、ネット鑑賞ではほぼ不可能な劇場での体験/体感に徹した潔さ。
PART1の終わり方からして、PART2はストーリーの主題が自ずと決まってきます。それゆえ、このような体験/体感に振り切れたのかとも思いました。
恐るべきドゥニ・ビルヌーブ版『デューン 砂の惑星』。『ゴジラ-1.0』が今年だったら特殊効果賞は獲れなかっでしょうね、とホッとした日本の映画ファンです^.^;;