キハ58君の鉄道など ひとコマ

鉄道にかかわることや日々のひとコマを投稿しています。2010年から書いてきた別blogの名前からキハ58を使っています。URLは583系はくつるで^.^/ 

『朽ちないサクラ』 2024年:カルチュア・パブリッシャーズ

ロードショウ公開から1週間で2度観ました。

記憶に残っている中では初めての経験です。

新しい切り口の警察ドラマとして、オススメです❗️

参考に惹かれた理由を3点紹介します。

1.主役の杉咲花の眼差し

52ヘルツのクジラたちで魅せてくれた迫真の演技が、このドラマでも光ります。緩急ある場面に呼応した彼女の真っ直ぐさ。本作ではその眼差しにもっていかれました。

 

2.画のカッコよさ、それを支える音楽

オープニングから数分後、ある画の中に縦書きのタイトル『朽ちないサクラ』が現れます。

その画がかもす雰囲気を際立たせる楽曲との相乗効果で、一気に引き込まれました。

 

3.ストーリー展開に込められた役者たち演技の秘密

県警の広報職員という本来は捜査する立場にない主人公(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相に迫っていく中で、安田顕豊原功補萩原利久が3人三様のキャラで関わります。見応えある彼らの演技が真相解明の中でどんな秘密を持っていたのか、改めて検証したくなったのです。

 

タイトル通りに蕾から開花、満開そして散るまで、桜がスクリーンいっぱいに登場します。桜って存在感あるなぁと思った瞬間に本作の術中にはまっていたのでした。

監督:原廣利、撮影:橋本篤志、音楽:森優太、観た映画館:TOHOシネマズ池袋・日本橋[793]