2001年のXmasイブの晩から続いてきたTBSの音楽番組がラスト放送されました。
心に残る2時間は、
松たか子さん、JUJUさん(以下、さん付け無し)などとみんなで合唱する「風を待って」から始まり、「キラキラ」、「ラブストーリーは突然に」、ピアノ弾き語り独唱:言葉にできない、アコースティックギター(ギター)に持ち替えて:たしかなこと、2001年からの振り返り名シーンをタップリ、そして合唱2曲で〆。
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特に印象的だったのは2シーン。
・「言葉にできない」で、画面右下に映るピアノに向う小田和正がスッポトライトで浮かび上がるバックショット、と画面左中央に登場した曲名タイトル。目に焼き付く色合い構図でした。そこからの歌唱には気持ちを持っていかれました。
・「Automatic」のギター弾き語り独唱から始まる振り返りでの、ゲストとして迎えた音楽仲間たちとの歌い合い。ゆず、財津和夫、桜井和寿、山本潤子、いきものがかり、松たか子、さだまさし、矢井田瞳、佐野元春、絢香、細野晴臣、宇多田ヒカルたちとハモッたり歌い分けしたり……なかでも吉田拓郎パートは「落葉」小田和正ハーモニカで始まる「今日までそして明日から」といったフォークソングの名曲を小田和正ハイトーンボイスとコラボするなんて聴きごたえはもちろん、画としても奇跡のようでした。
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番組の中で”手抜き無し”と語られている通り、これだけの忙しい方と念入りに準備するのはスケジュールを含めさぞ大変だったことでしょう。
小田和正がミュージシャン宛ての手紙で互いのリスペクトに基づいた音楽番組づくりを呼びかけたのが2001年。2003年にようやく桜井和寿やゆず等仲間が参加して目指す方向に進んでいきました。
年に1回この特別な音楽番組を視聴でき、小田和正や参加したミュージシャンはもとより番組制作に関わった方々が届けてくれた“クリスマスの約束”に感謝なのです。