同じ2,000円出すにしてもお得感ある作品ってありますよね。
面白いのはもちろん、作りが豪華な例えば『アベンジャーズ/インフィニティウォーやエンドゲーム』『タイタニック』など。
でも、『キングスマン』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ボーン監督が手掛けたこのスパイコメディアクションな本作は、大掛かりな豪華さではなく、二転三転四転する極上の脚本と、時には笑いを誘う散りばめられたエピソード/複線の回収のデラックスさです。
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スパイ小説でヒットを飛ばしている女流小説家が列車の中で自分がスパイ合戦に巻き込まれる……この予告編があそこまで膨らむか!って、驚きと満足感がたまりません。
目新しいシーンでは“七色の銃撃戦”。何のことかわからないと思いますがその設定・音楽との絡み具合は鳥肌が立ちました。
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それにしても、スパイは英国が似合いますね。タイトルの『アーガイル』など馴染みある英国模様でベストや靴下で持っていますし、作品でも『007』『オースティンパワーズ』『ジョニーイングリッシュ』など数多くあります。今回は音楽でも「えっ、それ使っちゃう!」って英国の楽曲が出てきます。
お得した分、鑑賞後食事に使って、お財布にはお得で無かった『アーガイル』です^.^;;