注がれたスパークリングワイン。
コースターが素敵でした。
至福の52席用に用意された厚みのある樹脂製です。
お土産に持って帰れるんですよ。
着席時にセットされていた小箱は、コース料理にあるアミューズでした。
秩父の野菜と魚で練ったおつまみです。
ワインに合うように、塩気と苦みがほどよく調整されていました。
通常なら1時間半ほどの行程です。
2時間半との差になる1時間はこうした停車を何度か繰り返し調整していました。
隣に飯能駅行きの4000系がやってきました。
食事をしながら4000系の車内から4000系を眺めるなんて、鉄道ファンには嬉しいですね。
そして前菜。
秩父の食材を使った4種ありました。
ますマリネ、野菜のバーニャカウダー風など、味もですがルックスが素敵でした。
運行開始から50分ほど。
バイオリニスト2人による演奏が始まりました。
葉加瀬太郎の名曲・情熱大陸、中島みゆきの人気曲・糸など緩急ある旋律を届けてくれます。
揺れる車内でしっかり演奏されるのは凄いことです。
加えて、4000系のモーター音とバイオリンの音色のミックスを聴けるなんて、不思議な音楽体験でもありました。
お料理の方は、牛ほほ肉の黒酢煮込みです。
これは、お肉の柔らかさと添えられていたオコゲが少し甘い黒酢ソースに引き立てらて、満足の一皿。
ご飯は、フカヒレ白湯あんかけご飯です。
フカヒレなんていつ以来だろう、って感じでした。
お肉の次に、食感と旨味とを楽しむ海鮮系ご飯という考えられたメニューが嬉しいですね。
ここまで1時間半ほど。
この後、所沢に向かう途中で鉄道ファンへのお楽しみがありました。