
「え~、こういう電車が日光で走ってるか?」
なんて声が出そうな、見慣れないカラーリングの車両です。

ここは東武日光駅前。
奥に見える山小屋・ロッジ風の三角屋根が印象的な駅の正面です。
1910年と今から110年以上前にこの東武日光駅からいろは坂下にあたる馬返駅まで約10kmを走っていた日光軌道線の車両が保存展示されています。
この日光軌道線は東照宮や輪王寺、二荒山神社などへの観光客輸送がメインだったのですが、沿線に所在した現在の古河電工の工場貨物も走っていたそうです。

写真の車両は100形という旅客車両。
緑多い日光を走ることを指揮したカラーリングのようです。
1968年の路線廃止後は岡山市の路面として活躍しました。
その後、日光市に当時の車体カラーになって戻ってきて、今こうしてたたずんでいます。この100形は都電のような単行の車両ですが、200形という連接型2両の車両もありました。

こうして見ると今でも日光市内を走っているかのような日光軌道線です。
実際に日光市街を軌道線が走っている様子は、NHKアーカイブスの 時代 > 【栃木県】東武鉄道 日光軌道線 で観ることが出来ます。
写真の旅客車両だけでなく、併用軌道を走る電気機関車まで映っていて驚きでした。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009230088_00000
