終着駅って、なんか旅情感じる響きがありませんか?
かと言って、全ての終着駅がそういう雰囲気という訳ではありません。
昨日記事の7000形で到着した岳南江尾駅舎です。
右奥に少しだけ稜線が見える通り、低い雲がなければ富士山が正面にど~ん!
富士山背景なら駅印象がだいぶ変わると思います。
富士山が見えないと、新幹線高架下の普通の民家のようにも感じる駅舎でした。
それもそのはず。
写真のように岳南江尾駅ホーム・行き止まりの先は民家です。
民家に囲まれた駅という点で、旅情より生活感ある駅として存在してます。
終着駅ですが、終点という言葉が似合います。
新日本風土記でも生活との接点ということで岳南鉄道が紹介されていましたこととピッタリ合います。
それでも電車が停車してホームをこうして見ると風情ありませんか。
昭和の車両が停車し、背景に昭和生まれの東海道新幹線高架。
高架に新幹線車両が走っていないので、まさにこの風景は昭和そのもの。
昭和100年な今年に、岳南江尾駅で感じた昭和です。