青い台座に乗った白い球のオブジェ?
なんか、鏡餅にも見えますけど……
新幹線100系のお鼻でした。
京都鉄道博物館を訪問した際に撮影したものです。
スマホカメラの超広角で接写したら1枚目の通り。
男前の流線形、とんがりお鼻なのに、まったく違う丸い鏡餅イメージになりました。
鏡餅といえば、今日1月11日は鏡開きです。
穀物の神様である年神様がお正月にやってきて鏡餅に滞在し、新年の良運と数え年1歳分を与えてくるといわれていて、その年神様がお帰りになった後の鏡餅をいただくというお正月の風習。
子供のころは「お汁粉が食べられる日」と1月7日記事の七草がゆと同じような認識でした。
視覚・味覚で記憶に残る食べ物の印象は強いですね^^
そのお汁粉も、今では少量レトルトのこし餡で簡単に味わえるようになりました。
和菓子屋さんでこし餡を購入しお湯でのばしたものの小豆風味は素晴らしいですが、それに近い味わいを手軽に得られるので愛用しています。
主役のお鏡餅も、写真の通りパック品を購入しています。
自分たちがいる空間と同じ外気を共有できる裸の鏡餅に年神様に滞在願うのが本来の姿。
カチカチになりひび割れたお鏡餅を割ったりちぎったりして、鏡開きにいただいたものです。
その後、鏡餅型の外装フィルムの中いっぱいに餅の詰まったもの、そして現在の中にパック丸餅や角餅の入ったものと、包装技術とともに進化を続けた鏡餅。
保存と共に鏡開き当日朝に手軽にいただけるようになりました。
今日は土曜日で朝余裕のある方が多いかもしれませんが、平日だとレトルトこし餡にパック鏡餅はとっても助かります。
日本の大切な風習は繋げつつ、お正月をゆっくり過ごしていた頃から現在の生活様式への変化に技術を使い適合させる……風習の継承の素晴らしい形を感じた朝です。