1968年から4年以上にわたって産経新聞に連載された司馬遼太郎の名作・坂の上の雲。
近代国家を目指す日本において、日露戦争でロシア帝国を破るまでに至る松山市出身の軍人・秋山兄弟、俳人・正岡子規の志を描いたこの作品の世界を展示物で紹介しています。
阿部寛、本木雅弘、香川照之主演のNHKドラマでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
これら主演の方々の撮影時記念物もありますが、
なんと言ってもこの建物自身が魅力的なんです。
建築家・安藤忠雄氏の設計によります。
この外観はもとより……
内部はスロープを進みながら上館の展示を観ていくスタイルがとっても新鮮。
途中には、このような室内空中階段もあり、内部構造への興味も尽きません。
館内には簡単なティルームもあり、一六タルトなど松山の銘菓が楽しめます。
今回は坊っちゃん団子。
カップには、バルチック艦隊を撃破した海軍戦術の創案者である秋山真之氏のイラストがしっかり。
このミュージアムらしいです。