キハ58君の鉄道など ひとコマ

鉄道にかかわることや日々のひとコマを投稿しています。2010年から書いてきた別blogの名前からキハ58を使っています。URLは583系はくつるで^.^/ 

『恋するプリテンダー』 2023年:コロンビア/SONY、監督:ウィル・グラック

ここ数年でもっともヒットした恋愛映画、というコピーが気になり観ました。(上映中です)

結果、楽しい!

アラサ―男女が、くっついたり離れたり。

ただそれだけなのですが、それなりの年齢の男女がここまでキャッキャッできるエピソードがしっかり繋がれていて、観る前から予想できるハッピー結末を迎えます。

 

世界的にヒットした理由を考えると……

-主役のシドニー・スウィーニー、グレン・パウエルのルックス、スタイル。キャッキャッしても違和感ない今風の美女美男です。素直じゃないゆえに訪れるくっつき離れを演じるのにピッタリ。シドニー・スウィーニーはゴ-ルディ・ホーンにも似た感じもして古い映画ファンには嬉しい限りです。

 

-舞台設定のシドニーの美しい風景や、俗にいうセレブな生活スタイル。こんな素敵なビーチのそばで仕事観なく生活する様はストレスフリーで心地よいうらやましさ。そんな設定に合うように悪人は一切なし。脇役の友人や親も明るく楽しくて、いい味出します(コアラなんかも)。

 

-気持ちを表現している音楽の数々。歌詞付きの曲を含め、ちりばめ方が巧い。ちりばめと言えば、最近日本のTVドラマでも観ますが、場面にそくした人生訓などが何気なく壁に描かれてたりして、観る者に共感を与えてくれます。

 

いろいろ書きましたが、出会いのきっかけとなるオープニング・カフェでのトイレシーンに驚き掴まれてしまったことで、ノセられ楽しく鑑賞したのでした(笑)

邦題も巧し!