機関庫の中心にはDE10。
赤いボディが印象的です。
考えるに蒸気機関車たるSLは日本各地で活躍がPRされている一方、
ディーゼル機関車・DLや電気機関車・ELは数も減っていますし、あまりアピールもされていません。
こうして立派なヘッドマークをつけて、存在感もたせてくれているのは嬉しいですね。
そんなことを考え、涼しい屋内へ戻りくつろいでいると、DE10の汽笛が聴こえてきました。
慌てて転車台へ戻ると、おおっ!
車庫の奥に消えていくDE10です。
いつの間にか出庫して、転車台で少し回転し、機関庫脇の線路へ移っていました。
廻っているところを見逃して、少し残念。
でも奥に行ったDE10が戻ってきてくれました。
12系客車と連結するではないですか。
客車自身が少なくなっている今、とっても貴重なシーンに出会えました。
しかもSLでなく、DLですし。
そして連結。
赤と青がしっかり結びついた姿。
良く見ると奥に、柱に”しもいまいち”。
まさに令和の今、懐かしい昭和の鉄道風景に出会える下今市駅なのでした。