今週末まで開催されている鉄道の展示に行きました。
丸ノ内線開通70周年展です。
会場は地下鉄博物館。
快速運転する東西線で、その快速の通過待ち合わせ用に待避線の位置にホームを有する駅です。
そういった意味で幅在るのも設置に向いていたのかもしれません。
自動ドアを入ると直ぐに券売機。
大人220円となんともリーズナブルな料金設定です。
人混みが一段落してから入口をパチリ。
銀座線や東西線などの車両模型が出迎えてくれます。
実際の入場は自動改札機に入場券を入れて入ります。
お子さんには楽しい趣向ですね。
入場して向かったのは企画展示コーナーです。
イメージカラーの赤で作られた展示ブースは、一目で丸ノ内線とわかりますね。
壁面に描かれている特徴的な波型のサインウェーブもありまさに車両外観のようです。
上部垂れ幕の左端に描かれている戦後初の地下鉄車両となった300形から、最新の丸っこい2000系までの車両変遷が、写真パネルや関連資料により紹介されていました。
特に印象深かったのが2点。
ひとつは、展示コーナー壁面に展示されているモノクロ写真たちです。
車両基地内の写真など珍しいものが多々。
それもそのはず、当時の営団地下鉄社員だった金子さんが撮りためたものなんです。
社員でなければ入れない場所で撮影した写真たちは本当に貴重。
もう一つは方向幕です。
都電荒川線は荒川車庫の公開で見たことありますが、地下鉄の幕は初めてです。
駅の順番が路線の順番で無かったり、銀座が西銀座だったり、珍しさと意外さを兼ね備えた展示でした。
新しい車両のカッコよさ快適さもいいですが、こうしょた変遷に触れるのも楽しいひと時でした。