おおっ……
デザートより小田急!
飯能駅で進行方向を変えて出発した至福の52席。
デザート前の時間に少し車内を探訪しました。
暖簾?
車両の出入り口が暖簾なんて、どこか料亭の雰囲気です。
その傍らにプレートがありました。
台湾鉄道(鉄路管理局)と姉妹列車提携記念のものです。
その観光列車・鳴日厨房(ミンルーツゥファン)はネットでみると凄い豪華さ。五つ星ホテル同等というのも納得でした。
そしてこちらが1号車。
イベント用のスペースになっています。
レストラン車両あるし、結婚式にも良さげです。値段は凄そうですが^.^;;
ちなみに今日はバイオリニストのスタンバイに使われていたようです。
席に戻って、デザートが運ばれてくる頃に社内アナウンス。
スピードが落ち、西武車両が車窓に登場しました。
鉄道ファンには嬉しいはからいです。
自分もそうですが、鉄道ファンが乗っていることは間違いありません。
事実、そうでした。
この後に1枚目のシーンになるのですが、ここで車内に響く多数の声。
「小田急だ!」
ニュースになりましたが、「サステナ車両」として譲渡を受けた小田急8000形が隣にいたのです。
デザートそっちのけで、みんな眺めていました。
レストラン列車らしいひと時を感じます。
所沢駅で再度向きを変え新宿方面へラストスパートの至福の52席.
車内では記念撮影タイムです。
乗車記念のプレートが用意されていました。
車両と秩父を代表する長瀞……食材といい、秩父とコラボした至福の52席らしかったです。
最後にはメッセージカード。
アテンダントの皆さんからひと言添えられています。
乗車前のキップの郵送から始まり、レッドカーペット出迎えから始まる列車でのディナータイム。
車窓と料理を見、料理の香りと味わい、バイオリンとモーター音のアンサンブル、鉄道ならではの加速感と揺れ…まさに列車名の通り五感を至福にしてくれる列車でした
西武秩父駅を発車して約2時間半。
終着の西武新宿駅に到着です。
東京を発着するレストラン列車らしい駅風景がそこにありました。