丸ノ内線300形の隣にもうひとつ貴重な車両があります。
車体カラーの黄色からもわかる通り、
今でいう銀座線の一部、東洋初の地下鉄として1927年に浅草駅・上野駅を走った1001号車です。
なんと、2017年に重要文化財にも指定されました。
鋼製箱形、リベット打ちの外観は本当に風格があります。
指定も納得。仏像以上に身近で会える重要文化財・1001号車なのでした。
ちなみに現在は300形のように常時車内に入ることは出来ません。
イベントなど特別の場合のみ。
その代わり、当時?の親子が乗車しています。
そして館内にはもうひとつ銀座線車両があります。
1000形-2000形の後任として、2017年まで銀座線を走った01系のカットモデルもあります。
銀座線のイメージを大きく変えたデザインの車両です。
見た目だけでなく、VVVFインバータなど採用し機動性も向上させました。
でもこの01系カットモデルは見た目や説明だけではありません。
運転席にも良く見ることできますし、座って記念写真も撮れるんですよ。
歴史を感じつつ、楽しめる地下鉄博物館の銀座線車両なのでした。