東北本線複々線の左端を、踊り子色のE257系が走っています。
良く見るとその3線右側に、同じE257系が来ているではないですか!
その珍しい光景の左半分に見事な錦秋。北とぴあ展望室からの俯瞰です。
この錦秋は北区にある名主の滝公園です。
今から約200年前の江戸時代に、ここ王子村の名主・畑野孫八氏が自邸に開いたのが始まりと言われています。
写真を見てわかる通り左半分は緩やかな坂になっています。西方向に広がる武蔵野台地です。
その端に位置することから滝が多かったそうで、唯一残った名主の滝を庭園(公園)化され、今こうして錦秋を愛でられるようになりました。
ちょっぴり見えていた高架は東北新幹線です。
少し引くとその高架がバッチリ写ります。
E&W7系が走っています。良く見ると高架下に京浜東北線もしっかり。
飛鳥山電停から都電の併用軌道を乗車すると次は王子電停。
北とぴあのある場所です。
車内からも紅葉を楽しめました。
一昨日記事の北とぴあ17階展望室を北側に向かいます。
どうですか、飛鳥山とはまた違った錦秋を含むパノラマが広がっていました。
その俯瞰を堪能します。
左側は自然物の名主の滝公園錦秋。
右側は人工物の新幹線高架S字カーブ。
そこに青いラインのE&W7系。
奥には北区から川口市にかけての街並み。
ずっと眺めていられそうな風景でした。
秋ならではパノラマを、北とぴあの南側と北側でそれぞれ堪能した時間です。