

古民家のような勝山駅舎。
それを狙っているがような恐竜のモニュメント。
さすが、恐竜博物館の最寄り駅らしいですね。
駅からバスが連絡していました。
その道すがら、民家のそばにも恐竜モニュメント。
恐竜博物館のある勝山市は徹底していますね。

約15分でバスは到着。
最後に坂をのぼった小高い丘の上でした。
まず出迎えてくれるのはマメンチサウルスと思われる首長恐竜のオブジェ。
でかすぎです!
その奥に平面上の建物が見えます。

ここが福井県立恐竜博物館です。
近未来感を感じるデザインの建物ながら平屋です。
博物館といえば大きな建物イメージなのですが。

入館してすぐにその理由がわかりました。
長いエスカレーターで地下3階まで下りていくんです。
主に地下に展示スペースがあるんですね。
丘の上に位置している理由もなるほどよくわかりました。
それにしても円形のフロアを突き抜けるようなエスカレーターのデザインも素晴らしかったです。


そしてエスカレーターを降りてイントロ的な通路を抜けると、おおっ!
いきなり動くティラノザウルスなどがお出迎え。
恐竜の迫力を間近で体感する見せ方が素晴らしかったです。
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こんな角度でみることもできました。
ティラノザウルスの後ろ姿です。
なかなかユニーク。博物館ならではですね。

恐竜はリアルなリアルなロボットだけではありません。
巨大な全身骨格標本。
博物館としての本領発揮です。


実物大の恐竜たちは目立つように配置されているだけではありません。
このエリアは恐竜たちがいた時代を再現したジオラマです。
普通ジオラマというとスケールを小さくしていますが、ここでは実物大。
本当に凄すぎです。


そして地下3階からドームに沿ったスロープがあります。
ここをのぼりながら展示を見ていくスタイルになっていました。


地下3階で出会った骨格展示などがより詳細に解説されています。
地球の生い立ちの中でどう恐竜が誕生したか。
その変遷がリアルな展示と解説図・説明書きで詳細にわかるようになっていました。

勝山市の地下空間に作られた恐竜博物館。
そのスケールと精巧さと学術性と、見応えあり過ぎな博物館です。
